ハバロフスク2日目(1)
10時に起床。
ホステルを出て、いざゆかん!昼食へ!
この街でいちばんおしゃれなカフェときいていた「カフェ・リパブリク」
伝統的なロシア料理、гамбургер
注文する時に、
ガンぶぅるゲる(発音あってるかわからない...どうしよう)
私「Это! (これ!...指差しながら)」
店員「ガンブルゲル」
私「(あってるんかーい)」
伝統的なロシア料理、ガンブルゲルを食しました。うまい。それにしても「これ」に慣れてしまうと、会話がなかなか上達しません。。
腹ごしらえを終えて、今回の最大の目的である、ハバロフスク日本センターへ向かいます。
行く道中リムジンを2台ぐらい見かけました。日本でもあまり見かけたことないのに。
昨日紹介した街の中心に位置する「レーニン広場」。こういうだだっぴろい広場は日本に居るとなかなか見かけないのですごく新鮮です。こういう場所にたくさん人が集まって集会をしたり時にはデモが行われることで民主主義が成熟していくんじゃないかな、と思いました。
広場を眺めるレーニン像を後ろからパシャリ。※共産主義亡き後のロシアの行く末を案じてるイメージ
レーニン広場から歩くこと30分で目的地に到着。
ハバロフスク日本センターは銀行があるビルの3Fに入っています。スタッフは10人くらい居て、唯一の日本人である鏡所長を除き全員がロシア人で日本語がペラペラです。
このセンターは、
「1994年に日本国政府がソ連崩壊後のロシアの市場経済改革支援の一環として設置」
「将来のロシア経済を担い、日露経済関係の分野で活躍することが期待される人材を発掘し育成するため、経営関連講座・日本語講座等様々な技術支援を行っている」
外務省ホームページより
要は日本とロシアの経済交流を進めていくために、資本主義ビジネスに慣れていないロシア人をビジネス講座や日本語講座を通じて手助けするセンターです。それ以外にも邦人企業と現地企業のビジネスマッチングや優秀な受講生を日本に招いて日本の企業でOJT研修をするなどの事業も行っているとか。
日本語講座の受講生は現在100人ぐらい居るらしく、ほとんどが社会人で退社後に日本語を学びに来ているそうです。自習している姿を見ていると、ものすごく熱心で20代〜50代の方がいました。
教室の風景。大学のすこし古い教室を彷彿させます。
ここでの私の目的は 、ハバロフスク市内にある日本企業の現地法人の情報をもらうことです。
現地のロシア企業の情報は正式なアポイントメントがないと渡すことができないということで今回は見送りに。
それから、これは棚ぼただったのですが、日本に居ながらSkypeを通じてロシア語の会話トレーニングに協力して頂けるロシア人の先生が見つかったことです。連絡もLINEを交換したのでスムーズにいきそうです。さらにハバロフスクとの時差は1時間しか変わらないのでお互いに無理なく学習を進めていけそう!
日露経済交流のビジネスジャーナルを拝見。定期購読雑誌やネットに無料PDFであがっているものがあり、日露経済について考えるいい材料になりそうです。
【今回の訪問を終えて。】
ハバロフスク市内に日本に関心をもって継続的に日本語を学習する社会人が多数いることがわかりました。それぞれの学習目的については詳しく聞けませんでしたが、彼らの中には日本と将来のビジネス関係を望んでいる人材がいることは確かなので、そのような方と対等にロシア語で会話をできるようになろうというロシア語の学習目標ができました。
その点で、センター関係者で、ロシア語の先生になってくれる方が見つかったのは大きな収穫でした。
私のロシア語の会話をみてもらいつつ、彼女からセンターで学習しているロシア人のことも聞いていこうと思います。
また、ハバロフスク及びウラジオストク市内にある現地法人の邦人代表への連絡先を手に入れました。極東ロシアの経済状況について勉強しつつ、これらの企業への就職を当面の目標として就職活動を続けていきます。
帰国してからの主な活動を以下に絞りました。
①ロシア語の上達
②極東ロシアの政治経済研究
③現地法人への就職活動
これらを実行→継続をしていく所存です。