いけやんブログ

ロシアネタ、日々の雑感、読書感想文など。

ハバロフスクに行ったらまず何しようか

明日(9月22日)の夕方にはロシアの極東行政の中心といわれるハバロフスクにいます。

 

予定では22日の早朝に、空港行きリムジンバスに乗って関空へ向かい(起きれなかったら車で高速をかっ飛ばして)、第1ターミナルでルーブル札に両替した後、テーブルの上にルーブル紙幣の札束とそのとなりに粉ウコンの力を配置して。

 

「ロシアへ就活しに行ってきまーす!

 

ウォッカに負けんように粉ウコンの力も忘れずに。笑」

 

とか書いて関空にチェックインして、FBに投稿するでしょう。いいねを期待して(前に似たような投稿した時は60いいねくらいついたのでわりと気にしてる)

 

そして、ソウル経由で夕方にハバロフスク・ノービ空港に着いて、市内行きのバスかトラムに乗って、レーニン広場近くに予約したホステルにチェックインして、荷物をドカッと置いて、ベッドにダイヴした後、シャワーでも浴びて、市内有数の繁華街エリアであるムラヴィヨフ・アムールスキー通りをうろついているでしょう。

 

なんといっても今回の旅行は一人旅。友達も知り合いもいないロシアの極東の片隅の一地方都市のそれほど期待もしていない繁華街でどう飲み歩いたらいいものでしょうか。

昼間の街観光は落ち着いて好きなところをじっくり見たいのでむしろ一人の方がいいんですよね。

 

2年前にロシアの各都市を渡り歩いたとき、モスクワでは、たまたま同じホステルに同い年ぐらいの英語の話せるロシア人大学生がいて真夜中に寒中水泳イベントへ行ったり、トレチャコフ美術館のお土産物コーナーで知り合った日本語のわかるお姉さんと連絡先を交換してモスクワのアートイベントを案内してもらったり。

またある時、ニジニ・ノヴゴロドという街では、日本人の知り合いが日本語教師として働いていて夕食や昼食をご一緒させてもらったり、ノヴォシビルスクという街では、ロシア人の友人夫婦宅に4日間くらい三食付きでお世話になったこともありました。

 

つまり概して、滞在したどの都市でも出会うべくして出会うべき人たちに出会ったきたということです。ロシアの人びとは、彼らに出会ったことのない日本人からすれば不愛想でほとんど笑わなくてこわいイメージがあるかもしれませんが、一度打ち解けると、これほど人間味にあふれた人びとはそうそういないと思えてしまうほど仲良くなれることが多かったです。これは現地で彼らと何回も接触した結果、実感したことです。

 

ロシアの見知らぬ街へ行くたびに心がけていることは、人が集まる場所へ足を運ぶことです。すごく当たり前のことですが、自分以外外人の環境においてついSNSやネットの世界に逃避しがちですが(実際じぶんもそうすることが多かった)、どんなきっかけでもいいので、むこうから声をかけてくれた時は(信頼に足る人物であると自分の直感を信じて)迷わず行くようにしていました。おかげさまで、これまでのところお互いに不幸な関係で終わることもなく、その時々でよい時間を過ごせました。

 

今回のハバロフスクでは、まず宿で、あるロシア人と親しくなってから、ハバロフスクの街を案内してもらったり、夜の街をいっしょに飲み歩けたらなと考えているので、そういう出会いが起こるように、行動していくつもりです。